株式会社kakeru

2017.11.16

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軽作業だけど高工賃!の事例

こんにちは!西嶋です。

鳥取県×日本財団共同プロジェクトのページでも書かせていただきましたが、

私たちは障がいのある方の「地域であたりまえに働く」「自立する」

という状態を当たり前にするために日々取り組んでいます。

そのためにも全国平均1万5千円(月額)を

3倍にしていくことを最初の目標として進めております。

そして有難いことに、その目標に周りの応援もあり、近づいております。

軽作業=低工賃

というイメージは社会だけでなく

まだまだ福祉事業所のなかでも、

仕方ないものだと思い込んでいるところもあります。

ですが、そうではなく一般と変わりなくできることがあるということは

私たちだけでなく、

全国で既に体現させている

さまざまな事例があるのです。

今回は、その事例を3つ紹介させていただきます。

きっとそこにヒントがあるはずです。

 

虹色のチョークづくり


日本理化学工業さんは、日本におけるチョークシェア50%以上を担っている会社です。

驚くべきことに全従業員81人中60人が知的障がい者(内27人が重度の障がい者)。

昭和35年より知的障がい者の雇用をスタートされており、先駆的な会社でもあります。

私も関東への出張に合わせて見学へ行きたいと思い、

問い合わせましたが半年先でないと

予約がいっぱいで難しいということでした。

こちらの会社の特徴は、それぞれの障がいに合わせて環境を整えるということ。

文字を認識することが苦手な人には、

色でわかるようにするなど、

苦手な部分を補う取り組みをすれば

力を発揮するということ知り、

実践されてきています。

最近、本も出版されています。

ぜひご覧ください。

『「世界一受けたい授業」にも取り上げられた「虹色のチョーク」ができるまで』

 

胡蝶蘭を育てるハウス


お祝いギフトでよく目にする胡蝶蘭を

知的障がい者の方が育てている園芸ハウスが千葉にオープンしました。

名前は「AlonAlon(アロンアロン)オーキッドガーデン」

なんと全国平均工賃の6倍を目指されています。

胡蝶蘭は、年間需要があるところに目をつけ

千葉だけでなく、全国をターゲットにして展開していかれるということです。

消費者が胡蝶蘭の苗を購入する「オーナー制度」という取り組みも非常に面白いので

気になる方はぜひ下記の記事を読まれてみてください。

「胡蝶蘭」で障害者の工賃を6倍に 千葉県富津市の農園「AlonAlon(アロンアロン)」が仕掛けるソーシャルビジネスの秘密

 

福祉を売りにも言い訳にもしない「恋する豚」


最後に紹介させていただくのは

「恋する豚研究所」さんの取り組みです。

“おいしい豚のある暮らし”をまるごと体感できる複合型施設を運営しており

1階は、「恋する豚」というブランドで精肉やベーコン、ハムなどを製造・販売。

2階にはレストランも併設。

NHKのバリバラさんで取り上げられていたのですが、とてもきれいなレストランで、お客さんがとても賑わっていました。

ホームページを見ていただくとわかるのですが、障がい者という言葉は、見当たりません。

常務理事の飯田さんがテレビでおっしゃっていた言葉が印象に残っています。
事業所が利用者さんに教えることができる仕事、

作業ができそうな仕事から発想するからうまくいかないところが多い。

近くに有名なパン屋さんがあるのに、パンを販売する事業所を立ち上げたとしても売れませんよね。

他にも地域の課題解決にも着手していてとても参考にさせていただいてる企業です。

その取り組みについては下記の記事で紹介されていますので、ぜひご覧ください。

人を中心に考えると、すべては統合されていく。農業も福祉も、クリエイティブに取り組む「恋する豚研究所」に見る、これからの地域ケアのあり方

当たり前ですが、どこも最初からうまくいったわけではありません。

試行錯誤しながら、

徐々に今の形になっています。

私たちも走り出したばかりですので、ぜひ一緒に事例を作り、

一人でも多くの方の選択肢が増えるよう取り組んでいきましょう。

また気になる取り組みをしているところを紹介していきたいと思います。

長文お付き合いいただきありがとうございました。
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